野鳥撮影はRAWで撮っているの?
いいえ。基本的に撮影はすべてJPEGです。RAWでは撮りません。
一番の理由はRAW現像が時間がかかって面倒な割にはメリットを感じないからです。
RAW現像の手間は仕方ないとしても、連写時の恐怖の「バッファフル」、実はこれが一番辛いデメリットなんです。
野鳥の出がよい時や、カワセミの飛びものを撮る時は、1日に1000枚以上撮ることも珍しくありません。
私はその日に撮ったショットをすべてその日のうちに1枚ごと吟味・取捨選択し、未整理分を翌日に残しません。
そうなると整理のスピードが勝負になります。RAWだとたぶん無理ですね。
画像ソフトも軽いものを使っています。サクサクと削除、サクサクとトリミング、そしてリサイズして保存。。。
これからは私の私見ですが。
私の野鳥撮影の発表の場はホームページなのです。印刷が主目的ではないと言うことです。
たかだか800x600にリサイズして掲示板や日記に貼り付ける画像にRAWなんて必要ないと考えています。
もちろんRAWとJPEGで画質に差があるのは当然です。でも、掲示板に貼る画像ではほとんど違いはわかりません。
少しぐらいの露出補正ならば画像ソフトで充分できます。800x600では画質劣化もクソもありません。
とは言ってもホワイトバランスや露出が大きく外れてしまったショットの救済は、さすがにRAWに軍配が上がります。
「RAWで撮っておけばよかった」と悔やむ事例は過去に何度かありますが、だからと言ってRAWで撮る気にもなりません。
もちろん撮影時には常に再生確認して露出が大きく外れないように気をつけています。
重要なのはカメラ側の設定です。 露出補正は少し暗めに設定しています。
2013年2月 追記
撮影画像の整理方法を工夫して、RAWでもサクサクと整理できるようになりました。
加えて大容量のメモリーカード、HDD、それにPCの性能も上がりましたので
昨年の秋頃から撮影は全てRAWで撮るようになりました。
IrfanViewと言うソフトで取捨選択し、SILKYPIXで現像しています。